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てきすとあっぱーかっと投稿
※温泉旅館の双子。
第3章 ゆうたは強い


「けんたは?」
ゆうた「けんたはおべんきょう・・・・・・。」
「ふーん、で?」
ゆうた「遊ぼ?」
「なにして?」
ゆうた「・・・・・・昨日のボクシング・・・・・・。」
「いいけど・・・・・・。おまえ弱くない?」

ゆうたはにっこり笑った。
ゆうたとふたりっきりの部屋で妙にゆうたは盛り上がっている。
そして相変わらずにこにこして嬉しそうなのである。
なにが嬉しいのかはよくわからないが、ちょっとかわいい。
ゆうた「じゃあいくよ!おれのターン!」
「うっ!・・・・・・。ダメージゼロ!そしておれの攻撃!」ぐん
ゆうた「うう!まあ5ポイントぐらいのダメージかな」
「はいはい、じゃあ続けてもういっちょ!」ドス
ゆうたの腹のほぼ中央にヒットする。
ゆうたは一瞬姿勢を崩してよろよろするが、すぐに持ち直してすきだらけのボディを
おれの正面に突き出す。どちらかというとゆうたが攻撃しようとする前に
おれのこぶしのほうがゆうたの腹部に到達している。
「ゆうたちゃん、おなか痛そうだねえ。だれにやられたの>」
ゆうた「ははは!てゆうかおまえだし」
「あれあれ、おまえってだれっすかー!」
ボコボコボコ
ゆうた「うっうそ!うそ!ごめんなさい!」
やっぱりゆうたはなんとなくかわいい。
ゆうた「ああもう、おれも殴りたいー!」
「いいよ。ほれほれ」
おれは頭の上で手を組んで動きを止めた。
ゆうた「よっしゃあ!ゆうたさまの必殺!ゴムゴムのーガトリング!」
ドドドドドド
「・・・・・・。ちょっときいたかなあ。1ポイントぐらい」
ゆうた「くっそー!こうなったら本気だ」
ゆうたは服を脱いだ。少年ファイターモードである。
「おっゆうたかっこいいなあ。」
ゆうた「まあね。」
おれは得意げなゆうたとの間合いを一揆に詰めてゆうたのまえにかべのように立ちふさがった。
お互いにっこり笑う。
ゆうた「やさちくしてね」
「だーめ!」ドスッ!
ゆうたはおれとかべにはさまれた。
そう、まるで昨日のけんたのとどめの連打のときのような状況になっている。
「さあゆうた!何発たえれるかな」
ゆうた「よっしゃあ!何発でも来い!」
「じゃあ遠慮なく。まずはこの辺から・・・・・・。(ドンドンドン)・・・・
・・続いてみぞおちもいきますか・・・・・・」
ゆうた「うっうっうっ・・・・・・ぐはあっどえっぐっ・・・・・・ちょっ、ち
ょっとたんま!・・・・・・・うっうっぐううっ・・・・・・。」
「すごいなあゆうた。おまえ強いなあー」
ゆうた「でしょでしょ?」
「じゃあもういっちょ、」
ゆうた「うわーちょっと!・・・・・・ぶはあがはあっうげえ・・・・・・」
一発一発ちゃんとリアクションつきの反応で答えるゆうた。さらに食い込むおれのこぶし。
おれはゆうたの腹に打撃したこぶしをそのままぐりぐりとねじりながら左右上下方向に
微妙に移動させながら奥へと押し込んだ。
ゆうた「うぎゃあ!まじいてえ!・・・・・・ギブ!ギブ!」
壁際から開放されたゆうたはベットの上に倒れこむように仰向けに寝転んだ。
その脇に腰を下ろすおれ。ゆうたの腹筋をさすりながらパチパチと手のひらでたたいた。

「もう終わりかよ」
ゆうた「ぜんぜん!ノーダメージだしー。」
「へえー」
おれは体重を乗せてゆうたの内臓を圧迫した。
ゆうた「うううううーうそうそ。ギブギブ」
「そう、やっぱり弱いなあ」
ゆうた「ちっぜんぜんきいてねえ」
小声で言った。
「はあ?なんか聞こえたけど・・・・・・」
ふたたびおれの体重を乗せたこぶしがゆうたの胃袋付近を圧迫する。
「ううううううううーうそ。ごめんなさい。なんでもないです。」
完全にゆうたはおれとのやりとりを楽しんでいる。
「おっかわいいおへそ。」
おれはゆうたのへそに指をつっこんだ。
ゆうた「いいよ。そのまま押してみて・・・・・・いいいいいいったくなーい!!!」」
反応が面白くてたまらない。
その後もゆうたの腹や胸をいじくり回して遊ぶたびに、愉快なリアクションをする。

しばらくしてけんたが来た。
けんた「ただいまー。ん?」
なんでただいまなのかはわからないが、上半身裸の少年の上に
乗りやりたい放題遊びまくっているおれの姿を見て目を輝かせるけんた。
けんた「おれにもやらして!」
ゆうた「けんた!おまえやったらぶちころす!」
けんた「はい、うるさいよー。モルモット1号!」
けんたはすかさず鉄拳パンチをゆうたのみぞおちに振り下ろす。
大笑いのけんたが、さらにゆうたのわき腹を強打する。
ゆうた「いてえな、けんた!ぜったいあとでちんちんもみまくってやる。」
おれはけんたを引き寄せるとけんたの服も脱がせた。
「けんた、ゆうたは強いんだぞ。おまえなんかすぐ負けちゃうかも」
けんたの自信にあふれた顔はすでに勝利を確信しているようにみえる。
それをみたおれはやられっぱなしのベットに仰向け状態のあわれな少年に話しかけた。
「どうするゆうた。たまにはけんたの腹を思いっきり殴りたくねえか?」
ゆうた「え!?」
けんた「まじ!?」
「というわけで、けんたちゃん、がんばってくれ。」
そういっておれはきょとんとしているけんたの背後に立ち、両腕を羽交い絞めにした。
ゆっくり上体をベットの上から起こしてゆうたがけんたに歩み寄る。
一瞬おれと目を合わせてにこっと笑って、
次の瞬間、ゆうたの右こぶしはけんたの腹に直撃するのだった。


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